家庭用のプリンターでプリントアウト
インクジェット方式なら導入コストが安い

スマホで撮影した写真の残し方として、家庭用のプリンターを使ってプリントアウトするという方法があります。しかし、家庭用のプリンターであればなんでもいいというわけではありません。まず、写真を画像と同じような見た目で印刷する必要があります。そのためには、カラープリンターが必須といえるでしょう。モノクロプリンターの場合、印刷される写真は白黒になるからです。濃淡はあるので写真の中の風景などはそれなりにわかるかもしれませんが、紅葉の色、花の色、そういったものはまったくわかりません。家庭用のカラープリンターにはインクジェット方式のものとレーザー方式のものがありますが、導入コストが安いのはインクジェットです。
印刷用紙と印刷設定に注意する
インクジェット方式のカラープリンターで印刷する場合、印刷用紙、そして印刷設定も重要になってきます。たとえばコピー紙に印刷するとカラーであっても元の写真が持っていた色鮮やかさは出にくいです。できればフォト光沢紙と呼ばれる紙に印刷しましょう。フォト光沢紙はコピー紙と比べると効果ですが、表面がとてもつややかで高級感があり、インクジェットプリンターで写真を印刷すると、とても鮮やかに見えます。印刷設定については、とにかく解像度を上げることが重要です。設定の中にはインクを節約するというものがありますが、これを使ってしまうと解像度が下がり、インクの使用量が少なくなってぼんやりと薄れた見た目になってしまいます。